「広川町の文化・歴史を探る」

広川町では古くから漁業が盛んでした。東は関東から西は五島列島まで出漁。千葉県銚子市外川に港を開き、長崎県新上五島町(旧・奈良尾町)にまちをつくって移住し、それぞれの地に漁法や土木技術を伝えたという歴史があります。

第36回国民文化祭の事業のひとつとして開催する本事業では、広川・銚子・新上五島のつながりが分かるパネルを展示。銚子市の伝統芸能「銚子はね太鼓」の演奏と、新上五島町の絵本「広川・奈良尾物語」(富永重利著)の読み聞かせをモニターで放送します。

広川町が、どのようにそれぞれのまちの文化や歴史に関連しているのかを紐解き、広川町の文化的・歴史的魅力を発見していきます。

■主催

 文化庁 厚生労働省 和歌山県 和歌山県教育委員会 第36回国民文化祭、第21回全国障害者芸術・文化祭和歌山県実行委員会 

 広川町 広川町教育委員会 第36回国民文化祭、第21回全国障害者芸術・文化祭広川町実行委員会

銚子はね太鼓とは・・・?

銚子はね太鼓は、江戸時代から銚子だけに伝わる祭り太鼓で、銚子市の無形民俗文化財です。

二人の打ち手が太鼓を担ぎ上げ、首とあばらで太鼓を支えながら打っては跳ね、跳ねては回り、太鼓もろとも宙を舞います。極め付きは、担ぎ手の一人を抱え込み、地にはわせて太鼓を打ちまくる「寝かし打ち」で、黒潮が踊る海の男の力と技の太鼓です。

銚子はね太鼓保存会は「全国豊かな海づくり大会(千葉)」「科学万博(つくば)」「国際花と緑の博覧会(大阪)」「愛・地球博 (愛知)」「セビリア万博(スペイン)」「国民文化祭(兵庫、千葉、石川、岐阜、広島、山口)」などで公演。テレビやドラマ、CMなどにも出演し、幅広く活動しています。

奈良尾のむかしばなし「広川・奈良尾物語」

 新上五島町(旧・奈良尾町)の元職員、富永重利さんが平成26年、奈良尾のむかしばなしとして刊行しました。

 広川町役場の元職員の手紙から、かつて奈良尾と広川が漁を通じて深いつながりがあった事実を知った富永さんは、自身のふるさとのルーツに関心を持ちました。両地域の歴史を語り継いでいくことが必要と考え、約1年かけて郷土史などを参考に執筆。子どもたちにも分かりやすい絵本にしました。

 富永さんは現在、地域の子どもたちに絵本を読み聞かせる活動を精力的に行っています。

動画視聴

動画を視聴の上、アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で5名様に、「銚子市・広川町・新上五島町のお土産品」をプレゼントします。

※ご記入いただいた個人情報は、プレゼントの発送のみに使用し、第三者に提供することはございません。

配信期間は終了いたしました。ご視聴ありがとうございました。

お問い合わせ

広川町企画政策課

和歌山県有田郡広川町広1500番地

TEL:0737-23-7731

メール:kikaku4@town.hirogawa.wakayama.jp